65歳からの独り言

とまどう新米高齢者

賃貸か?持ち家か?【私見2】

最近の台風は毎年巨大化している。

どこまで大きくなるのか?想像もできない。

私が家を購入した年も大きな台風に襲われた。

しかも、売り主へのお金を引き渡し直後、今から引っ越ししようと準備していた時に大きな台風がきた。

「えーー!買ったばかりの家は大丈夫?」

「もし?台風被害を受けていた場合は、修理費自分持ち??家が飛んでなかったら、もしかして借金だけ残る?」

当時は会社が借りていたアパートへ住んでいたので、台風後に買ったばかりの小さな家が果たして建っているのか?状態を調べに行く道中のドキドキは半端なかった。

国道の電柱が軒並みなぎ倒されているし、近所の立派な2階建て家の屋根がなかったり、かなりの被害を見ながら私の家に到着して、

「あった!」

両側に家があったので、その間に挟まれて何事もなく無事だった。

最近自然災害が増えている事から、今年10月から火災保険見直で実質値上げらしい!!

今回の台風で友人宅もガレージの屋根が一部飛んだり、サッシが壊れたり、被害が中途半端に小さいと保険の対象にならないので自己負担だと嘆いていた。

台風は毎年必ずやってくる(台風コース上地域に住んでいるから)

そんな持ち家賃貸生活をした経験から、一生に1回の理想の家は55歳前後くらいで家を建てるのが良いかなぁ~と個人的には思う。

子育て期とシニア期では暮らし方が違う。

持ち家の友人達は若くして家を建てたが、65歳になってリフォームで悩んでいる。

子供部屋や2階は倉庫状態で、夫婦の寝室はトイレから遠かったり、お風呂など水廻りが傷んだり、リフォームしなければシニア生活は不便だし、今から家にお金をかけて何年住むだろうか?と悩んだり・・・

30~40代で家を建てると、住宅ローンが終わる前後にはリフォームが必要になってくる。

仕事や子育てが忙しい若い時期より、定年後の生活は家にいる時間が長いので、家での暮らしやすさが重要になる。

一生に1回しか家を建てられないなら、将来的に理想の家を建てる目標をキチンとたて、若い時は借家住まいで色々な家を経験し、夢のマイホームに向かって貯蓄すれば良かったなぁと反省。

身近な実例で、

弟夫婦は30代で2階建て家を建てたが、住宅ローンや事業ローンに追われて子供たちと遊びに行くこともなかった。

子供たちが自立してからは、あまり帰省しないようで2階は倉庫になっている。

妹夫婦は50代になって家を建てたので、子供たちが小さい時から家族旅行の機会が多く家族仲がよい。

自立した子供たちがよく帰ってくる。

面白いのは、妹家族は子供部屋もない小さな借家に長く住んでいたので、いつも居間で勉強したり、テレビ見たり家族が集っていたなごりか?

部屋も沢山ある家を建てた今でも、家族全員が居間に集る。

家も家族の絆に少なからず影響を与える気がする。

まっ、家は3軒建てないと自分の理想の家にならないらしいが。

宝くじに当たったら、木の香りのするシニア試用の暮らしやすさを追求した家を建てたいなぁ~と夢の中で設計を考えている。

願えば叶う!?