65歳からの独り言

とまどう新米高齢者

賃貸か?持ち家か?【私見1】

最近このタイトルをよく見かける

私は35歳の時に新築の建売住宅を買った。

と言っても

田園風景が広がる田舎だから安いし、若気の至りで?賃貸で毎月払うなら、将来は自分の家になるし、60歳でローン終わるし、なんて凄く安易な決断

当時は独身女性でも住宅ローンが借りやすかった。

実家に帰って、母に「今日家買ったよ」と告げたら唖然としていた。

結局、私の発作が心配な両親も一緒に暮らす事になったのは計算外だったが。

「まっ、親孝行も出来るからいいかぁー」と、それも安易な決断で、後に母が認知症発症した原因は、高齢になってから友達もいない住み慣れた土地を離れて暮らした為ではないか?と思った。

お喋り好きで行動的な母だったが、近所は若い世帯が多く父と私以外は喋る相手がいなかった。

私は仕事で殆ど家にいないし、父は母のお喋り相手にはならない。

父が亡くなって、数年後に認知症を発症した。

母が施設に入ってしばらくは定期的に一時帰宅できたが、施設で骨折してから帰って来れなくなったので家を売却する決断をした。

売却理由の一つは(理由が3つある)25年ローンで買って17年住んだが、あちこちリフォームが必要になり、また融資を受けなくてはならない。

賃貸と同じで、家のローンは終わらない。

固定資産税、家の修理、火災保険など維持費も大きい

しかも定年まで会社で働く予定が42歳で辞めたので、ボーナス払い8月、12月は半端ない支払がある為、会社を辞めてから均等割に変更

その上、最初で借りた当時は固定金利が高かったので変動金利へ変更

給料があるときにもっとしっかり計算して早めに沢山返済しておけば良かった(>_<)と反省しても後の祭り。

特に変動金利は安いが、時代の変化で大きく変わるリスクが常にある。

家を買うときの決断も早かったが、売るときの決断も早かった。

最初から将来的に売るつもりで買ったので、田舎でも小・中学校が近くにあり立地の良い土地だった事と、いずれ売る時の為に綺麗に住む事を心がけていた為、不動産へ依頼してから1週間で売れて、家の借金が消えてストレスが減った。

現在は市内中心地で賃貸借家住まいだが、周辺にスーパーが多く歩いて買い物も行けるし、周りに銀行、コンビニ、飲食店、、書店、ジムなどあり、とても便利で気に入っている。

住居&仕事部屋も兼ねているので静かな環境でないと困るが、市内中心地でも国道から入ると静かで、窓を開けると鳥の囀りが気持ちいい。

今の住居は家を売却して2軒目の賃貸物件だが、1軒目は和風の大きな家で、庭には武家屋敷顔負けの日本庭園?があった。

部屋数5つと4畳半くらいの台所

広縁から庭を見ると、とても広々として気持ちい♡♡

しかも家賃35,000円

但し、管理面のデメリットも多く

  • 一人で5つの部屋は必要ないので、時々友人のヨガ教室に貸した。
  • 庭の管理が超大変!専門業者の依頼すると家賃より高い(>_<)
  • 梅雨時期は草の勢いが早く、家の周辺を一周するだけで大変
  • 昔の和風建築なので断熱材がなく、どの部屋寒かった寒かった

振り返れば、色々なタイプの家に住めて良い経験ができたと思う。

今の借家は、2DKに花壇付きで、年齢的にちょうどいい広さ!

在宅で仕事するので、私にとって家はとても大事。

でも、もし?宝くじ当たったら?

木の香りのする小さい家を建てて人生の最終ライフを楽しみたい♡

やっぱり人生の最期は持ち家かな。

借家メリットは、台風、嵐でも何も心配しなくていい。

持家は大きな台風や災害の度にドキドキ心配する。(その後の修理費を)

借家デメリットは、年をとったら家が借りれないかも?というが、

田舎は空き家や空きマンションも多いので大丈夫だろうと楽観しているのだが。

↑ 1軒目の35,000円借家

 

私見2】に続く